BOSCH 電動空気入れ
製品概要
BOSCH EASY PUMP

コンパクトな電動空気入れ。口金や延長ホースを追加して、家でフロアポンプ不要になった。
- 購入価格 9,586円
- 評価 ★★★★☆
Pros 信用できる空気圧設定があるので手間が減る。
Cons 送風量が少ないので時間がかかる。チューブレスのビード上げには向かない。
購入理由
フロアポンプより楽したい
家電WatchでBOSH電動ポンプの記事を読んで、シクロクロスのレース会場で何人か使い始めていたマキタよりコンパクトだし、USB充電で済むからバッテリーや充電器を別に用意する必要のあるマキタよりいいのでは、と購入。450gと軽量で、本体も215x105mmと嵩張らないので、レースの際に持っていくにもバックパックに入る。
使用感
空気圧設定
製品企画意図として自転車が想定されているため、家電Watchの記事にもあった通り、自転車用途に十分な空気圧設定精度があり、最大圧力も10.5気圧と、ロードのTLRで必要な4.5気圧どころかクリンチャー23Cでも十分足りる圧力。口金も米式、フレンチバルブ両方に対応しており、フロアポンプでできていたことが全てカバーされる。空気圧は0.05気圧刻みで設定でき、設定空気圧に達すると自動で停止する。あとでゲージでチェックしても概ね正確に入っているようだ。自動停止を当てにして、圧力をセットしたポンプを繋いでスイッチをいれ、放置したままボトルを用意するなど他の準備をしているが、4.5気圧あたりは1−2分で入ってしまう。
口金
口金は米式となっており、フレンチバルブにねじ込むアダプタが付属する。このアダプタ、Oリングが嵌め込まれていて、フレンチバルブに捩じ込んで空気をいれると高圧でも漏れない。アダプタだけ別途携帯しておけば、ガソリンスタンドで空気を入れるのに役立ちそう。ただ、このアダプタ、口金ともネジでの接続なので、バルブ、口元ともねじ込みとなって扱いにくいので、レバーで咥えるタイプの延長ホースを用意した。これで、さきにアダプタをバルブに捩じ込み、ホースで咥えるだけで空気を入れられるようになった。ヒラメのポンプヘッドを用意しようと思ったけど、アダプタをねじ込む手間があるくらいで抜けたり漏れることがないし、これでいいのでは、となってる。


まとめ
このポンプを購入後、フロアポンプの登場頻度が激減。チューブレスのビード上げにタンク付きのものを使うくらいしか人力で空気を入れることがなくなった。また、米式が基本なので、米式な子供車の空気入れも簡単にできるようになり、結構活用されている。最近はウェアの背中ポケットに入るコンパクトな電動ポンプが使い物になってきて、このサイズのポンプはより強力なバッテリー式のものとの間で存在感がなくなっているが、コンパクトで邪魔にならず、フロントバッグやバックパックで持ち歩けるので使い所はあるように思う。、